PC-6001 screen 3 に対応した画像を出力する汎用コンバータを公開いたします。
基本的な使い方は以下の通りです。
- 画像ファイルを読み込む
- 縦横分割数等の分割設定を行う
- 出力設定の後に出力ボタンを押してデータを吐き出す
- 読み込み
ファイルの読み込みは、実行ファイルにD&Dで画像ファイルを落とす、プレビューエリアに画像をD&Dする、ファイルメニューの開くから画像を選択するのいずれの方法でも出来ます。[Ctrl]+[O] ショートカットでも読み込めます。
正しく読み込まれると、プレビューエリアに画像が表示されて、右上のファイル情報にファイル名と画像サイズが表示されます。読み込みが拒否された場合は、おそらくファイル違いか元画像の横サイズが8の倍数になっていないのだと思います。
元画像は横方向に2倍に引き伸ばした画像を用意してください。これは screen 3 が横長ドットだからです。もし、2ドットの色違いがあった場合はコンバータ内部で適当に間引かれて読み込まれ、エラーにはならない点にご注意ください。
あと、使用可能な色に関しては、PC-6001 カラー制御に記載の色をご使用ください。多少の色違いであれば、コンバータ内部で自動的に補正します。
その他、どのような画像が読み込めるかは、下記のサンプル画像でご確認ください。
Fonts.png | Image.png |
- 表示
プレビューの拡大縮小はメニューからも行えますが、ショートカットのほうが便利です。Photoshop と同じく、[Ctrl]+[+] で拡大、[Ctrl]+[-] で縮小となります。分割位置を示すグリッドのON/OFFも、メニューよりショートカット [Ctrl]+[G] が早いです。
背景の色はグレーにしていますが、分かりづらい時は、表示メニューの背景色から好きな色に変更できます。
- 設定
横分割数と縦分割数を設定して、どの単位で画像をバイナリ変換するか指定します。設定可能な分割数は、各方向に割りきれる数だけです。また、横方向は最低でも4ドットが必要になります。上記サンプルの Fonts.png だと横分割 16、縦分割 6 として、1パーツのサイズが 4x8ドットの 96個のキャラパーツが出力される事になります。
※ 2022/03/24 追加
上下左右反転機能を追加しました。
あと、黒色を黒として扱うか透明として扱うかのチェックも設定します。元画像の PNG の透明部分は最初から透明ですが、黒の扱いに関しては透明にするスイッチを付けています。
これは、文字フォントなどでは白と透明だと、とても作りにくいためですが、後述するシルエット設定は、透明か透明じゃないかでシルエットを生成するため、このスイッチが必要となっています。Fonts.png ならチェックON、Image.png からチェックOFFが良いと思います。
これは、文字フォントなどでは白と透明だと、とても作りにくいためですが、後述するシルエット設定は、透明か透明じゃないかでシルエットを生成するため、このスイッチが必要となっています。Fonts.png ならチェックON、Image.png からチェックOFFが良いと思います。
- 出力
様々な形式でデータ出力できるようにしています。基準で、パーツのどの位置からデータ変換を開始するかを指定します。左上から右下までの4種類があります。続いて順序で、データのスキャン方向を横からか縦からかを指定します。それぞれの指定により、どの方向にデータが生成されていくかを下図に示します。当然、どの基準位置からどの方向にデータを出力しても、そのサイズに違いはありません。
データの種別は3種類あります。画像を選択すると L, H の2バイト1組で出力します。Page 0 の場合、L とは 0x0000 から始まる VRAMエリア、H とは 0x2000 から始まる VRAMエリアを意味します。
シルエットは透明以外を白色として出力します。
マスクは透明部分を白色で出力します。
出力対象チェックを変更すると、プレビューがそのイメージに合わせて変化します。もし、シルエットやマスクが単色になったら、それは透明部分が存在していないか、全てが透明という事になります。その場合は設定の「黒を透明に」チェックを入れてみてください。
複数の出力にチェックを入れた場合、そのすぐ下の混合と分離のラジオボタンが有効化されます。
混合はアドレス単位で複数のデータが混ぜて出力されます。マスク > シルエット > 画像という優先度になります。例えば、マスクとシルエットを混合で出力すると、マスク、シルエット、マスク、シルエット...と代わる代わるデータが出力されます。分離はパーツ単位で各種類毎にまとめて出力されます。先の例だと、1キャラ分全てのマスクデータを出力した後に、続けて1キャラ分のシルエットデータを出力します。
混合はアドレス単位で複数のデータが混ぜて出力されます。マスク > シルエット > 画像という優先度になります。例えば、マスクとシルエットを混合で出力すると、マスク、シルエット、マスク、シルエット...と代わる代わるデータが出力されます。分離はパーツ単位で各種類毎にまとめて出力されます。先の例だと、1キャラ分全てのマスクデータを出力した後に、続けて1キャラ分のシルエットデータを出力します。
バイナリのチェックを入れると、バイナリファイルとして出力します。チェックがなければ inc ファイルとしてテキスト形式で出力されます。
テキスト形式で出力した場合は、ラベル名はファイル名と同じになります。また、各パーツ毎に連番のローカルラベルが付与されます。
※ ローカルラベルによって出力ミスに気がつく事もあります。
テキスト形式で出力した場合は、ラベル名はファイル名と同じになります。また、各パーツ毎に連番のローカルラベルが付与されます。
※ ローカルラベルによって出力ミスに気がつく事もあります。
- ダウンロード
PC-6001 screen 3 画像コンバーター version 1.0.2 ( 2022.0422.1500 )
©2022 NAITO Tokihiro
- ver.1.0.0 2022/03/23 初版公開
- ver.1.0.1 2022/03/23 上下左右反転スイッチを追加
- ver.1.0.2 2022/04/22 画像の出力も混合と分離が利くように
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