ユニットバスを設置するためには、既存の風呂を解体して取り除く必要があります。今回は解体という名の破壊のご紹介です。


  • 既存の状態
うちは洗面室に窓がありません。新築当時、隣の壁が隣接してて、窓を付けても採光も何も無かったためです。そのため、浴室側の光を洗面室に取り込もうと、浴室扉の周囲にさらに採光用の磨りガラスを配するという特殊な構造となっていました。旭化成としては規格外の設計となります。

こちらが浴室入り口です。扉は浴室側に開きます。これ、中で人が倒れたら入れませんね💦浴室の扉の場合は、防水のためにこのようになっていたようです。
浴室入り口浴室の扉を開けた
浴槽ホーローです。色とか形とか私のお気に入りの浴槽です。ただ、ホーローなので、お湯が入っていない場所はいつまでも冷たいままで、風呂から出ようと浴槽に腕をかけると冷たい思いをする事になります。
浴槽
洗い場です。収納が少ないので、トリートメントとかが入りきっていません。流石に全体的には薄汚れています。流石は30年…
洗い場
レック|LEC 激落ちくんお風呂まるごとバスクリーナー S-825
※ 汚れがラクラク落ちていく!

  • 解体
解体当日、産廃運搬用トラックが自宅前に横付けされました。
産廃を運ぶトラック
解体時の堀などが家の中に充満しないように、ビニールで浴室は養生されていきます。中に人がいると隔離された E.T そのものです😁
養生された浴室
で、解体開始。ビニールの中でドカドカやってたので、お昼に職人さんが出たタイミングで写真を撮ってみました。まあ、見るも無惨な。昨日までここで風呂に入っていたんですけどね…
解体中の浴室1解体中の浴室2
モルタルを止めやすくするための網が見えますね。その裏にはブリキ板でしょうか。派手な音がしていたわりには、余分なところまで壊さないようにと細心の注意が払われていました。
背面のブリキを剥がすと断熱材が。
断熱材が見える
発泡スチロールの板ですね。あまりに寒いので、断熱材入っていないかと思っていました。唯一窓の上だけ入っていないようでしたが、うーん、ここはどうなんだろう…。浴槽を取っ払って床も剥ぎ取ると、土間が見えてきました。まさに土間、つちの間です。
土の層
私の記憶だと、ここはコンクリ打ってたと思ったんで、もしかしたら、コンクリの上からまた土を入れたんでしょうか。この辺りはよく分かりません。

隣はトイレ室です。この共通壁を壊すと、トイレ側にどういう影響が出るか分からないと言う事で、この壁はこのまま解体せず埋められる事になりました。
隣はトイレ
浴室と洗面室との境目はギリギリまで壊します。よくまあこんな風に綺麗に壊せるのかと感心しきりです。
洗面室との境目
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  • 基礎打ち
数日後、別の職人さんがトラックに乗ってやってきました。驚いた事に荷台には既に練られたコンクリがそのまま乗っていました。ある程度湿らして、運搬中に飛ばなくしているのかなあ。妄想は膨らみますw
コンクリートの運搬
このコンクリートを猫車(?)で浴室まで運び込みます。全部手作業です。
コンクリートを流し込む
あのトラックの上にあったコンクリから出来たとは信じられないぐらい綺麗に新たな土間が出来ました。
綺麗に土台が出来た
洗面室側から見た縁の部分か多少削れていたので、水平垂直をある程度出すために、添え木をして緊急でコンクリ打ち。こういう現場対応がリフォームの場合は必ずどうしても発生します。
縁の処理
次はいよいよユニットバスの搬入です!(続く
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※ 風呂ぐらいゆっくり浸かりたいですよねー