前回で梁が出来たので、この梁の上に天板を配置します。この天板は、なるべく平らにしたいので、ネジ等で貫通させて固定する事はしません。全てダボだけで固定します。

まず、梁にダボ穴を開けていきます。位置は4隅と中間点の合計6箇所。中間点はなんとなく3等分っぽい位置で問題ないです。
ダボ穴の位置
ドリル治具を使って垂直に15mm以上の深さで穴を開けていきます。
ダボ穴を開ける
深さは精密ドライバーを穴に突っ込んでだいたいで測っています。これで6箇所全てにダボ穴を開けます。
6箇所全てにダボ穴を開ける
続いてダボ穴の位置決めです。例によって、ダボ穴マーカーを開けた穴に突っ込みます。
ダボ穴マーカーを設置
天板の大きさは予めピッタリ合うように切ってあるので、この梁の大きさである 1100mm × 200mm に綺麗に収まるはずです。位置合わせをして思い切り体重を掛けて、マーカーのとげで天板側にマーキングします。
マーキングされた天板
このマーキングの場所にドリルの先端を合わせて、垂直に穴を掘ります。深さは 10mm です。
ダボ穴治具 ドリルガイド ドリルスタンド ポケットホールジグ だぼあな治具 ダボ穴ガイド
※ ダボ穴治具はこちらのほうがお手軽だったかもしれない…
マーキングの場所に穴を開け
ここはちょっと神経を使うところです。棚板の厚みは 18mm です。10mm の穴を開けたいのですが、ドリルの先端に尖り部分があるので、うっかりするとあっという間に貫通してしまいます。そのため少しずつ掘りながら、深さを確認しながら掘り進めます。
ダボの位置に穴が空いた
ここはダボ木に荷重がかかる場所では無いので、位置合わせが出来れば良いので、浅くても良いです。但し、天板側が浅いのであれば、梁側の穴はその分深くしなければいけません。
接着剤を付ける
穴が空いて、ダボ木がちゃんと沈む事を確認したら、接着剤を流し込んで接着します。ネジを締めるわけでは無いので、なるべくたっぷり付けました。
クランプで挟み込んで固着
Fクランプで挟み込んで固定します。本当は4箇所で止めたかったんですが、あいにく手元に2台しか無いので、もっとも浮いている箇所を抑え込みました。天板側は変なへこみが付かないように、端材で保護しています。
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※ クランプはこちらを買えば良かったなと少し後悔…
天板設置できました。
これで机の後方に拡張される天板部分が、それを受ける梁の部分に良い感じに固着されました。次は自分的には最も難関である、既存の机とこの天板ユニットの位置を水平に合わせる処理です。これはまた次回!

デスク拡張/土台部分が完成
デスク拡張/壁棚の完成