デスク拡張の壁棚作成、今回は下半分の土台部分の完成までです。


  • 塗装
机と隣接する棚板と柱をウォルナットに塗装します。塗料はコーナンオリジナル LIFELEX の安物水性塗料です。他の塗料を知らないので比べようもないのですが、普通に塗装できました。

本当は作業する下には養生シートを貼りたいところですが、無かったので捨てる予定の昔の棚板を敷いて、慎重に作業します。
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塗料は水で薄めるなと書いてあったので、そのまま直接使ってハケ塗りしました。とりあえず、半分塗りました。ローラーを使うと逆に汚くなったので、途中から使わなくなりました。
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事前に端材で色味の確認もしています。2度塗りすると良い感じの色になりました。
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パイン材である棚板は塗料の乗りが良くて綺麗に仕上がりました。
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2x4 SPF材は写真では分かりづらいのですが、色むらが出来てあまり綺麗とは言いがたい状態に。ただ、まあ、遠目には分からないのと2回目の塗りでだいぶ軽減されたのでヨシとしました。陰干しして終了です。
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木材表面にサンドとか掛けていないので、拡大してよーく見ると、こんな感じでかなり汚いです。手間暇掛ける時間と電動サンダのような工具があれば…
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※ どうせならマキタで揃えたくなる…これが沼なのか!?


  • 机の高さで主棚板を付ける
この棚は 730mm 高さの机の後方に配置します。その高さをチェックするために、ラブリコアジャスターの足の部分を柱に取り付けて、高さを実測します。2022-06-24 08.13.22

足が塗装した木材になかなかハマらず少し苦労しました。
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机の方向に配置して鉛筆で印を付けます…が、濃いウォルナットの色で鉛筆の線が目立ちません。ですが、ヘタに目立たせると後が大変です。変なところで何気に苦労しました💦柱3本を並べて、同じ高さの位置を鉛筆でマークします。
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これは仮の位置合わせです。
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使用する木ネジは4.2×65mmを使用します。

念のため、使用する場所にネジを並べて奥行きを確認。
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結局、鉛筆の位置が分からなくなってしまったので、730mm を測って位置合わせし直す💦
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2×4定規でネジを打ち込む場所決めをしました。
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3mm のドリルで下穴を開ける。
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さらに10mmのドリルで座堀をし…うわああああああ!!!!
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綺麗に丸く削れず、周辺を捲りまくってバリバリに_| ̄|○ 座堀なんて手間ばかりさ、要らねぇよとは思いましたが、ここを開けてしまった以上、少なくとも同じように位置関係にあるネジ位置だけは、バリバリになろうとも座堀しないとデザイン的なバランスが取れない…。4箇所合計16個の座堀の殆どは、残念な結果になってしまいました…。
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2x4定規で垂直を出して、いざ、ネジを打ちます!
ラクダ ツーバイフォー定規
清水製作所
※ この定規が大活躍しました!
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SPF材が柔らかすぎるのか、ドリルのパワーが強すぎるのか、めちゃくちゃネジがめり込む結果に…。
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ウォルナット色のパテ埋め。
※ 扱いやすかったですが、ちょっと色味が違うかな。ただ、写真ほどはパテは目立たなくなりました。
…ドリルで穴を開けた面が、塗装が剥げるのを怖がり、サンドをまともに掛けていないため、パテを綺麗に拭えずここでもガビガビに _| ̄|○
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それでもなんとか水平保って足の設置は無事(?)出来ました。


  • モニタアーム取り付けの柱を用意する
うちの天井高は 2400mm です。アジャスターの高さを引いた 2305mm が必要な柱の高さですが、2×4 SPF材の太さで 2305mm の長さを乗用車で運ぶのも厳しければ、2F の部屋まで運ぶのも大変と判断して、柱は 910mm の高さで切断していました。これを現場(娘の部屋)で接続します。この時使用したのがラブリコ 2x4 ジョイントです。

このジョイントの片方を棚の土台側にまずはネジ止めします。
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続いて、モニタアーム取り付け用の柱を設置します。最初の設計では柱を縦に立てて使うつもりでしたが、実際のモニタアームを仮配置してみたら、幅が足りない事が分かりました。分かりやすいように色を付けてみましたが、赤色の線がモニタアーム、青色の線が 2x4 SPF材の幅となります。
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この状態で取り付けたら、モニタを左右に動かした際の強度が足りない可能性があるので、急遽、横置きに構造変更。ただ、そのままだとボルトネジが後方に飛び出してしまうので、たまたま塗装してあった端材を使って対応する事に。
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モニタアーム取り付けの柱に端材をFクランプで押さえ込んで…
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下穴を開けたら、
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ボルトネジを打ち込みます。デュアルモニタ仕様なので同じように2機作成します。
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※ モニタアームはこちらを採用。高さも変えられれば完璧でした。

  • 強度不足の解消
本来 2305mm の通し柱だったのを、現場判断で2分割にしたせいで、土台側の柱が容易に捻れる事が分かりました。そのため、急遽、土台側に棚板を接続して強度を確保する必要が出てきました。棚板の余りは無かったので、塗装の汚れ防止に使った、捨てるつもりだった棚板を急遽使用する事に。高さは丁度端材の高さで良い感じだったので、高さを合わせる治具代わりに。
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この状態から棚板をネジ止めしていくのですが、手抜きをして下穴を開けなかったので、途中でネジが曲がって…
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ぐはあ、大失敗です💦 位置替えをしてネジを打ち込み直します。
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とりま、補強の棚板設置完了。ミスした傷跡が痛々しいですが、この場所裏に隠れて見えなくなるので被害は最小限と納得する事にしました。まあ、本来、捨てるつもりの棚板使っている時点でお察しではあります…。
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  • モニタアームを土台に設置する
先に作成したモニタアームの柱を土台となる棚板に固定します。ここは重量物が乗るし、ねじれも発生するので、念入りに止める事にしました。まずは柱の位置を決めて、ネジを斜めに打ち込みます。
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土台の棚板で失敗しているので、今度はちゃんと下穴開けるところから始めています。下穴が開いたら続いてネジの打ち込みです。
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マキタのインパクトドライバーのパワーで完全にネジを埋め込んでいます。
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これはある意味仮止めで、本当の強度を保つために、L字金具を打ち込みます。
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ネジ止めしました。柱側の中央は斜めに打ち込んだネジがあるため、ここはネジ止め出来ません。2022-06-25 09.21.04
モニタアームの柱を2機とも接続して、土台部分の棚が完成しました。2022-06-25 09.25.52
デスク拡張/土台部分が完成
デスク拡張/壁棚の完成