1975年頃からテレビゲームの変化を見てきた私のゲーム感を、当時を思い出しながら書いてみたいと思います。感じ方には当然個人差があるのは理解しています。これから述べるのは、あくまでも私の雑感となります。
私が最初にテレビゲームを見たのは、親戚の家においてあったエポックのテレビテニスでした。当時たぶん小学校6年生です。なので記憶が定かではないので正確には違うかもしれません。テレビでゲームをするという事実にかなりの衝撃を受けた覚えがあります。なにしろそれまでゲームと言えば、魚雷戦とか野球盤とかトランプとか、そういうモノしかなかったので、物凄く興味を持ちました。ただ、あまり長く遊ばせてもらえなかった(子供がテレビをゲームで専有するのは許されなかった)ので子供ながらに悶々とした覚えがあります。
※ 今の野球盤はめちゃくちゃ凝ってるねぇ。スピードガンとかなんだよwww
※ このマリオトランプはかなり欲しいぞ!
その後、パソコンを弄り始めるのですが、まもなく次の衝撃を受けます。それがファミコンです。実は最初のローンチタイトルには魅力を感じていなかったのですが、マリオが出て「おお!?」と思い買ってしまいました。その後も次々とゲームが発売されて、そのどれもが今まで発売されていたテレビゲームとは一線を画してました。ゲームの進化という意味では、この変化が最も劇的だったのではないかと思います。
※ このマリオトランプはかなり欲しいぞ!
その後、パソコンを弄り始めるのですが、まもなく次の衝撃を受けます。それがファミコンです。実は最初のローンチタイトルには魅力を感じていなかったのですが、マリオが出て「おお!?」と思い買ってしまいました。その後も次々とゲームが発売されて、そのどれもが今まで発売されていたテレビゲームとは一線を画してました。ゲームの進化という意味では、この変化が最も劇的だったのではないかと思います。
翌年、ファミコンにナムコット参入。その中でも私の心を掴みまくったのがマッピーです。この頃は他にもゼビウス、クルクルランド、エキサイトバイクといった今でも名前の残る素晴らしいゲームが立て続けに登場して、テレビゲームと言えばファミコンという、ある種絶対的なブランドを確立していったように思います。ここからのファミコンゲームの進化も素晴らしいのですが、あくまでもファミコンの延長線上で、既定路線というかそんな感じで感動は薄れていきました。
私は趣味でも仕事でもゲームに没頭していましたが、なんとなくゲームの世界をそのまま享受していたように思います。スーパーファミコンが出て綺麗だーとは思いましたが、そこまで感動はなかったです。ゲームはジャンルが確立されてデザインと音楽が違うだけのような似たようなのが乱立、アニメコラボでデザインだけ有名なやつとかたくさん出てました。
※ 今、テトリスで遊ぶならこれかなあ。未だにいろいろ出てて悩んじゃいますよね。そんな中、私が注目したのがテトリスでした。これは今までのゲームジャンルのどれにも当てはまらない。私には発明にも思えた新しいゲームでした。ルールは単純ですが、物凄くやりこみ要素がありしばらくはハマッて猿のように遊んでいたのを覚えています。その後、ドクターマリオやぷよぷよといった同じジャンルのゲームが出てきたのも記憶に新しいです。どれも面白かったですね。個人的にはボンブリスがとても楽しかったです。
ゲームハードの進化で最も衝撃だったのがPS1です。最初の発表会で3Dで恐竜が動いていたのです。まあ、後から思えば、全てのハードウェアリソースを恐竜一体の表示に特化してましたので、そのままゲームにしたらポリゴン数が多すぎて絶対にまともに動かないですよね。だからこれはあくまでもデモ映像ではあったのですが、それでもそんな3Dはワークステーションで長時間レンダリングしないと表示できないような時代でした。それが、コントローラでホイホイとリアルタイムに動くんです。その衝撃は凄まじいものがありました。同時にこれからどうなっていくんだろうという一抹の不安も感じたのを覚えています。
私にとっては、ここでゲームのソフトとハードの進化は止まっているように感じます。バーチャルボーイから始まる 3D立体視もそれほど感動しませんでした。VR もその延長線上です。確かに「凄い」とは思うんですがそれだけでした。生きているうちに、あの頃感じたような感動を再び味わうことは出来るのでしょうかねぇ…。
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