Asus RT-AX55 を使い始めて1年足らず。いくつか不満が出始めました。その不満は大きく2つありまして…
- transix に対応していない
- 時々 Wi-Fi が切れる
transix 未対応は別途対応しているルーターを立てて、RT-AX55 をアクセスポイントモードに変更してなんとか使っていたのですが、最近になってやたらとブッツンブッツンと Wi-Fi が切れるようになりました。どうやら私だけではなく家族全体でも起きているようで不満爆発寸前です。私はテレワークしていますが、まあ遠隔操作が一時的に止まるだけなら我慢もできますが、音声会議の真っ最中にブチ切れたらと思うと怖くてなかなかストレスが溜まります。それが相手がクライアントさんなら特に困ります。
そのため、まだルーターを買い換えて1年経ってはいないのですが、もうルーターを買い換える決意をしました。もう失敗はしたくないので
- 国産(第一優先は NEC の Aterm)
- 同時接続台数最低30台
- メッシュ対応
- 高速安定接続(Wi-Fi 6E 対応)
- ゲーミングルーターは除く
この条件で最高のものをと探して辿り着いたのがこちら。
この機種はホーム用としては記事執筆時に最高レベルの性能でした。当然、値段も一気に高いんですが、何度も何度も失敗しているので、今回はお金ではなく純粋に性能で選ぼうと心に決めました。何しろ今までルーターには高くても1万数千円しか出してなかった私がですよ、今回は2台合わせて8万円超という購入価格なのですから、それはもう清水の舞台から飛び降りた勢いです。

メッシュの設定ですが、それぞれ個別にネットに接続するようにして、かつ、管理画面のパスワードも同じにしてから、親子にする2機種を LANケーブルで繋いでボタンを押すという手順でした。まあ、この方法なら接続相手が見つからないという心配もなさそうですが、事前の設定がちょっとだけめんどくさかったです。最初から自動接続になっていたので transix による IPv6 接続が簡単にできてしまいました。何も設定せず LAN ケーブルを接続しただけですね。契約はIIJmioひかりで IPoE オプション契約もしています。
我が家の光ファイバ線の引き込みは、2F リビングになっています。なので親機はこちらに配置となります。電波の到達しやすさを鑑みて、ルーターの設置は少し高い位置としています。2F全域に Wi-Fi を巡らせるためで、この思惑は上手くいきました。そして、子機の配置場所ですが、とりあえず私の書斎である 1F洋室に配置しました。Wi-Fi 6E は事前に PC の Wi-Fi ボードも 6E 対応にしてあるので、サクッと繋がります。早速接続速度を測ってみると…

速い!…けど、うーん、こんなものなのか。IIJmioひかりだとこんなものなのかと少し残念に思った部分もありました。どうしてものかと思ったのですが、そういえばこのルーターは LANポートが 10GbE 対応だったなと。そこで子機の LANポートに PC を接続して再度接続速度を確認してみたところ…

いきなりの 700Mbps超!これは文句なしに速い!そうか、Wi-Fi 6E と言えど限界はあるが、メッシュからの LAN だと 2.4GHz, 5GHz, 6GHz 全て並列で信号が流れるので速いのかと妙に納得。このルーターを使うのなら、是非 LANポートの 10GbE を使用したいですね。ということで、購入してまだ一週間ですが、今のところトラブルはありません。

これがルーターの管理画面です。設定項目はかなり少ないです。IPv6 契約で transix 設定だと、所謂バカチョン状態なので標準設定のまま最速で繋がります。メッシュで使用する場合は、全帯域を使って親子を接続する関係で、バンドステアリングは強制的に ON になり変更できません。

これはメッシュ接続の速度を確保するためです。通常は端末によって自動的に最適な接続先に振り分けられるため、問題はありませんが「この端末は2.4GHzでどうしても接続させたい」という希望は、メッシュ設定では叶えられない仕様となっています。

あと、電源を入れると自動的にトレンドマイクロのホームネットワークセキュリティが働き始めますが、個人的には不要なので即座に機能を切りました。どのみち3ヶ月後にはお金を取られるサブスク契約必須の機能ですしね。

あと、LEDは電源だけにしました。このルーターのLEDはそんなに明るくないので全灯でもウザくはなかったのですが、まあ気分です。ということで、大変お高かったですが、今まで使用してきたルーターの中でもダントツに性能が高かったです。予算が許せばめっちゃオススメですねー
2022-09-16
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