内窓を導入するに辺り、見積りと測量に LIXIL の人が来訪されたのですが、その時に、うちの掃き出し窓のクレセントのレバーが長すぎるので、切断すると言ってきました。切断費用も見積もりに入れるというので、だったら新品のレバーが短いクレセントに交換したほうが絶対良いよねと、部品を調達して自分で交換してみました。


  • 新しいクレセントを調達
交換に私が選択したのがこちらです。
※ 選択肢が意外と多くて驚きました。結構皆さん自分で交換しているのかなあ。
交換する際の取付時に、位置決め調整範囲が大きい事と、当然ながら今回はレバーが長すぎるから交換するので、そのレバーが短いものをチョイスしました。このクレセントはレバーの長さが 50mm とかなり小さいです。LIXIL の人に、こちらは問題ないと言われたクレセントのレバー長さが 55mm だったので、これなら絶対大丈夫でしょう。
調整幅
あと、この交換用のクレセントは調整幅がかなり大きくて、かなりの自由度があります。これなら大丈夫と安心して4個発注しました。1個1,000円ちょっとです。これでもかなり安い方で、高いのになると3,000円くらいのまでありました。まあ、汎用品だから、取り付けると多少は調整幅分の無駄な箇所が見えてしまいますが、この製品は割りと許容範囲かなと。


  • クレセントの交換
既存のクレセント
これがうちの掃き出し窓についているクレセントです。
レバーが意外と長い
レバーはこの長さがありました。意外と長かったです。これだけ長いと内窓を取り付けたら、そりゃあ干渉しますよねぇ。では、交換のために、まずは既存のものを取り外していきます。…ポロっと何かが落ちてきました。拾うとそれはスプリングでした。
スプリングが外れていた
長年の劣化とサビで、クレセントが自動で戻るバネが取れちゃっていたんですね。どうりでスッカスカのブランブランなイメージだったわけだわと。…が、ここで取説を後から読んで恐怖したことが。これはサッシの内側には、モノによってはネジ止め用の裏板があって、不用意にネジを外すと、その裏板が落下して二度と取り付けられなくなります(サッシを分解するハメになります)。私はそんな事は露知らずで、全部外してしまったのですが、うちのサッシは運良くネジ切りタイプで裏板はありませんでした。もし、皆様が自力で交換しようとする場合はお気をつけください。
新しいクレセント
ということで、サクッと新しいクレセントに交換です。見た目的にも全く違和感はありません。ロックの位置がレバーにあるので、使い慣れるとこちらの方が便利そうです。
新クレセントのレバーは短い
クレセントを開いても、レバーがここまでしか出てきません。これなら大丈夫と言い切れるかと思います。シルバーなのに、実際には少し色がついているのはご愛嬌です。まあ、この程度なら私としては全然許容範囲ですが、色の違いに敏感な人はご注意ください。最後に高さ調整でスペーサーを設定したのがこちらです。
スペーサーを使った
スペーサーが有る方が断然見た目が良かったので、全てスペーサー付きに変更しました。これで30分くらいですね。ご自身で交換する際は、先に取説を読んでから作業に取り掛かるようにしてください。私は本当に運が良かったとしか…

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伊藤製作所
※安くて簡単二重錠が出来ます。開ける時は押さえるだけ。締めると自動でパチンと鍵がかかります。ただ、ベランダに出る時にうっかりサッシを閉じてしまうと、鍵がかかって入れなくなるかも。利便性と裏腹ですね。
※それを考えると、多少は面倒でも閉じ込め事故は起きないこちらの施錠のほうが安心かもしれません。私ならどうするかと言えば、手間がかかっても安全な、昔ながらのこちらのタイプを選択します。