X(Twitter)で少し話題になったので、ちょっと私から見たゲームの良し悪しについて、感想を述べてみたいと思います。単に批判する内容にはしていないつもりですが、そのように受け止められる記述があれば、ご指摘いただければ幸いです。


  • ク◯ゲーとはデバッガー
そもそもこの言葉は、どういう状態を指しているのでしょうか。いろんな受け取り方があるとは思うのですが、名称のインパクトが大きいので、言葉が独り歩きしているようにも思います。私がこの言葉を当てはめるとしたら、それは自分が楽しめなかったゲームの事を指します。だから、とても人気があるゲームであっても、自分に理解できないゲームは、その範疇に入っちゃいます。

例えばの例で言います。囲碁のルールを全く知らない人が、最強の囲碁みたいなゲームで遊んだら、どういう印象を持つでしょうか。ゲーム開始からこてんぱんに場を取られて、あっという間にゲームオーバーになるのではないでしょうか。えっ!? 何?何が起きてるの?って状況を把握できないまま You lose...とか表示されたら、そりゃやる気も出なくなると思います。

上記の例ではルールを知っているかどうか、はっきりなるべく客観的に理解出来る話として例を挙げました。では、ルールが明確ではないアクションゲーム系だったら、どうでしょうか。例えば、いきなり真下から敵が出現して、プレイヤーがドカンと爆発して終わり。なんじゃそりゃああああ!って叫んで、コントローラぶん投げて終わってたら、そのゲームはク◯ゲー扱いになります。でも、何度かプレーするうちに、なるほど、その前にこういう前兆があるから、それが出たら、位置移動すれば良いとか理解していく事で、面白さを感じることもあります。所謂パターンプレーですよね。

このため、ク◯ゲーがまるっきりダメダメなワケではないと言えるのです。まずは遊んでみて、自分に合うかどうかを確認してからでも遅くはないと思います。体験版があれば最高ですよね。まあ、往々にしてク◯ゲーと呼ばれるゲームには、前途の前兆が作られていないことが殆だとは思いますが…


  • 今と昔
今のゲームは親切です。言い換えると優しいです。理不尽なゲームオーバーはそうそうお目にかからないです。それどころか、最初のステージはチュートリアルになってたりで、ゲームを進めながらそのゲーム特有のテクニックを覚えていくつもりとなっており、中盤以降で、そのテクニックの応用が求められ、終盤ではそのテクニックの熟練が求められるような作りになっています。

昔のゲームは突き放してます。言い換えると非道です。ゲーム開始後、真っ直ぐ前方に少し歩いただけで、奈落の底に落下してゲームオーバーになるのも珍しくなかったです。Re:ゼロをまんまゲームに落とし込んだような世界観です。とにかく理不尽に死にます。死にまくります。その死にまくりの中から活路を見出していく、そんな楽しみ方が昔のゲームの主流だった気がします。

そう言えば、昔のシューティングゲームって、パターンプレーが多かった気がします。敵がどこから出てくるのかは、テーブルになっててステージ毎に決まっているので、自分が一定の動きと攻撃を行えば、普通にクリアできるけど、そのパターンから一旦外れると、一気にどうしようもなくなる…そんなゲームが多かった気がします。それでも、その状態からパターンに戻すのも復活プレーと言ってたりで楽しんでいた気がします。

※ 消されちゃうよでお馴染みw低温製法米のパックご飯。ご飯炊かなくても良いのはラクチンですよね。意外と美味しいとコメント欄に評価が多いです!

  • 楽しんだもの勝ち
昔、膝の高さから落下しただけでミスになるゲームがあります。とても有名なゲームですよね。これ、当時はとてもク◯ゲーとして有名でした。何十年も経過した今、そのゲームは名作と呼ばれています。緊張感が良いとか言われてたりします。これがかなりク◯ゲーの実態を表している気がするんです。楽しみ方が分かれば、だいたいのゲームは楽しいんだって言うことですね。

そりゃ絶対なんて言葉が通用するほど、私しゃ楽観主義ではなくて、どうにも楽しめないゲームってのは存在します。それは、私が楽しみ方を見つけられなかったゲームだと思っています。こんなの面白い部分なんてねーよ!って言いたくなる気持ちがわかるのも実在します。でも、もしかしたら、世の中広いですから、それを面白いという人が何処かにいるかもしれません。

本当にどうしようもないと感じるゲームに出会ってしまうことだってあるでしょう。クリエイターたるもの、誰だってゼルダの伝説のような神ゲーを作りたいとは思うのですが、それが叶わない環境にいる人のほうが殆どなのです。で、あれば、ワンアイディアに特化して、それを突き詰めていけば、だいたいは面白くなるものです。それが楽しくないとプレイヤーに感じさせてしまうのは、制作者側の技量不足や経験不足なのかもしれませんね。

最初は誰もが初心者から始まります。そのためいきなり熟練者と同じモノは作れません。ですが、ユーザーはお金を出してそれを購入するわけです。それは、広告だったり、謳い文句だったり、画面写真や紹介動画を見て、面白そうだと期待して購入してるわけです。そんな人に、単にク◯ゲーと呼ばれないためには、そのゲーム制作にどこまで自分を投入できたかにかかっていると思うのです。自分にはつまんなかったけど、よく出来てたなコレってせめて言ってもらえる努力はするべきだと思っています。それがお金をもらってるプロであるが故の、最小限の頑張りなのではないかなと思うんです。

誰がなんと言おうと、お金が動いたらそれはプロの仕事です。そこは、そこだけは私ははっきりさせたいと思います。クラファンだって、お金が動きます。お金をもらったらプロとして精一杯のご奉仕という名のゲーム制作をして頂きたい。今の自分に出来る全てを出し尽くしました。どうぞ見てください。これなら、そうそう文句は言われないはずです。明らかな手抜きが見え隠れすると怒るんです。こんのク◯ゲーがあああああ!って(苦笑
※段ボール詰め梱包作業に一役買う道具です。動画見てると確かに便利そう!