実は私、今年の7月から本気の筋トレモードに突入しています。今まで自宅でのトレーニングでは75kgまでしかバーベルを挙げたことがないのですが、それを9月末までの3ヶ月で80kgを「まずは」持ち上げたいという目標です。70kgを超えた辺りから、今まで使ってたバーベルスタンドのセーフティバーでは心許ない(長さが17cmしかないため)ので、思い切ってパワーラックに買い替えることにしました。

とはいえ、トレーニング機器の置き場所は3畳ほどの広さしか確保できません。そのため、GronGの分割式バーベルスタンドを使っていたんです。本格的なパワーラックが収まる部屋の広さはありません。そのため、吟味に吟味を重ねて導入に踏み切ったのが、BODYMAKERのマルチパワーラックTM170です。寸法を計算するとこれならギリギリ入るだろうというのが当初の判断でした。Amazonでポチッてから凡そ一週間、それは届きました。
届いたパワーラック
届いた梱包されたラックを見ての第一印象はデカい!です。こんなにデカかったのかと。さらに持ち上げようとしてそのあまりの重さにビビる。トータル40kgです。持ち手がないのでひょいと持ち上げることができません。ダンベル20kg2個のはずで、その重さならお手の物のはずなのに、めちゃくちゃ重い。仕方がないので玄関で開封することに。
パーツの確認
なにはともあれ内容物のチェックです。まずは小物部品。問題なく全部あります。ボルトとナットは袋にまとめてゴッソリ入っているので、これは後でまた別途内容確認しないといけません。次にメインフレーム4本。長さは170cmと私の身長とほぼ同じ。一本4kgぐらいかな。それが4本。重たくはないけど軽くもない。そんな印象です。袋がやけに機械油の匂いがプンプン。まあ、本体には匂いが付いていないようなので安心しました。最後にボルトとナットのチェック。
ボルトとナット
長さ70mm8本と75mm8本。それぞれにナイロンナットと平ワッシャー2枚ずつ。それにロックピン6個です。ぴったり揃ってます。予備はありません。さて、組み立てに入ります…が、組み上がってしまえば自立しますが、現状では自立しません。そして、足の部分のボルト締めは、形状的に寝かして組み上げることも困難で、つまりは組み立てには、資材を抑える係とボルト締めをする係の2名が必須だと思います。

電動ドライバー
ボルト締めはVESSELの電動ドライバーを使おうと準備したのですが、トルク的に全く歯が立ちませんでした。そのため、マキタのインパクトドライバーを準備。
マキタのインパクトドライバー
※私のとは少し違いますが今お値打ちにマキタを買おうと思ったらこういうヤツになります。
これで全体をゆっくり締め上げながら、最後に増締めして完了。インパクトドライバーのフルパワーが必要という状態だったので、付録のペラッペラなスパナもどきでは太刀打ちできないと思います。最低でもレンチは必要です。
角利産業(Kakuri Sangyo) マルチクラフト ソケットレンチ 工具セット 21pcs MSR-21 自動車整備 自転車修理
角利産業(Kakuri Sangyo)
※レンチはせめてコレくらいは常備しておきたい。

完成したパワーラック
トータル40分くらいで組み立て完成。翌日早速試してみました。サーフティバーは原理的にはラックから外れることがないので、かなりの安心感あります。試しに潰れたと想定して、フラットベンチに寝転がりながら胸元にベンチシャフトを転がしてみたのですが、これなら安心ですね。サーフティバーの素材は中まで詰まった鉄心っぽいです。ずっしりと重量感あります。

反面、少し嫌な部分がいきなりありまして、それがバーベルを乗せておくフック部分の遊びの大きさです。動画を見てもらうのが一番早いのですが、かなり遊びが大きいのでラックにバーベルを戻す際に結構大きな金属音がします。ここはもう少し工夫してほしかったなあ。


あと、私の部屋のサイズ的には入るはずだったのですが、予想以上に足の部分がはみ出していて、現在まともな位置に置けずにいます。テレビラックが干渉しているので、足の部分に木材を挟むなどして、パワーラックの足がテレビラックの下に入り込むようにしないと、ちょっと使いづらいです。
部屋に上手く収まらない
総評ですが、素性は良いです。トレーニングでの事故防止効果は大きいと感じます。そして、分割型と言えどそれなりに大きかったです。精神的な効果としてはパワーラックが自宅にあるという、自分でもよく分からない満足感はあります。今後、使い込んでいって何かしら気づきがあればまた報告しますねー
※公開導入したラックがこれ。パワーラック系で分離型は私が探した範囲ではこれ一択でした。