1年以上ぶりのバージョンアップです。バグ修正が殆どです。継続して使用される場合はエディタのヘルプ-バージョン情報から生活応援よろしくお願いします。

- 属性のユーザー定義画像の同一性チェックで多少の違いを同一とした
属性のユーザー定義画像は、プロジェクトファイルの中にバイナリ分解して格納しています。それを再構成して復元する時に、フォーマットが変わって同一視しない場合がありました。そこで新しいバージョンでは、ハッシュでの同一チェックを止めて、実際の色の違いでチェックするようにしました。また、僅かな違いも吸収するべく、各RGBAチャンネルの値が3以下なら同一とみなすことにしました。さらにこの違いの部分が全体の 1%未満なら同一と見なすようにしています。
- 属性アイコン選択ダイアログで使用中のユーザー定義アイコンが並ぶように

今まではここには一時退避のつもりで表示していました。それがここに並べて欲しいというリクエストがあったので対応しました。ただ、大変申し訳無いのですが、使用中のアイコンをクリックの後、新しく読み込んだユーザー定義アイコンをクリックすると、例外を吐いて落ちてしまうようです。私の環境でも最初は再現していたのですが、Win11の勝手にリカバリー機能のせいで、私の環境では落ちなくなってしまいました。そのため、現状では直しきれていません。特定操作で落ちますが、その操作だけしないよう運用でカバーをお願いいたします。
- 属性コメント編集をデータ更新と見なす

属性のコメントを編集してもデータ更新とみなされず保存もできないという問題がありましたので修正しました。ついでに属性コメントでテキストのコピペが出来るようになりました。ただ、カーソルの移動がなぜか出来ずにいます。全削除からの入力し直し、または別途テキストエディタで編集後まとめてコピペで対応をお願いいたします。
- データエクスポートダイアログの調整

今までは縦サイズのみ、ダイアログの拡縮が出来ていましたが、幅も少しだけ拡縮が出来るようになりました。これはランゲージファイルを編集して独自の表示に変更した際に、ダイアログを広げることで少しは読みやすくなる場合があったためです。
- 地形パーツウィンドウのバグを修正
地形パーツには128個とか256個とかの自由なサイズのパーツ画像を使用することが出来ます。その柔軟性が災いしました。例えば、1枚目が128個、2枚目が256個の時に、2枚目で240番目のパーツを選択したまま、1枚目に切り替えると画像範囲外エラーを出していました。

関連バグですが、MZ700からMZ80Kに編集モードを切り替えると落ちていました。これはそれぞれの扱えるキャラクタ数の違いで落ちていました。MZ700は256個のキャラジェネを3枚切り替えて使えますが、MZ80Kでは1枚です。そのため、MZ700で例えば3枚目を表示状態のまま、MZ80Kに切り替えると配列範囲外アクセスで落ちていたというわけです。
どちらも分かってしまえば何のことはないバグです。
- C#12の警告とメッセージに対応
最初のバージョンはおそらく C#8 ぐらいで作られていました。そのため、3桁の「ここをこう直した方が良い」というメッセージや、新しい C#バージョンでは警告になる処理部がありました。流石にこのままではマズイだろうと、一つ一つ全て最新の C#12 に対応させていきました。VSエディタの指摘に沿って修正しているのですが、そこまで分かってるのなら、全部自動で直してよと言いたくはなりました…
- その他細かな修正
- パレット切り替えの数字キー押下で落ちるバグを修正
- ステータスバーのCode表示に16進数も併記した
- ステータスバーのCode表示に16進数も併記した
- 短形選択の開始にショートカットキーを割り当てた Ctrl-R
- 属性ウィンドウの最小サイズを他とあわせた
- 属性の説明をエクスポートデータに含めた


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