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©2024-2025 Tokihiro NAITO / 針鼠屋
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このゲームは1983年に発売された NEC のパーソナルコンピュータ PC-8001mkII 及び 1985年発売の PC-8001mkIISR(以下、80mk2と略す)で動作する新作です。yanataka さんが発表しているSDドライブにネイティブ対応しています。

 2025年 2月11日:  MSX2体験版
 2025年 1月 1日:  PC-8801mkIISR体験版
 2024年11月25日: PC-6001mkII/6601/SR正式版
 2024年10月18日: PC-6001mkII/6601/SR体験版

  • 【重要】現状での引き渡しとなります
なるべくバグを根絶するべく日々努力を続けていますが、個人の限界から既知のバグを修正しきれない可能性があります。そのため、手に入れた時点から先のバージョンアップに関しては未保証です。こちらをご容赦いただけない場合は本ゲームの入手を諦めてください。

なお、修正が必要だと感じたバグが見つかりましたら、下記の内容を記載の上、内藤までご連絡頂けますと、バグ修正のための努力はいたします。
  1. ユーザーバージョン番号
  2. 何が問題なのか
  3. 問題が発生した状況
  4. 問題が発生した機種/環境
  5. 再現させる手順と再現率
  6. 影響範囲(深刻度)

連絡先
https://x.com/NAITOTokihiro
mailto: naito.toki@gmail.com

繰り返しとなりますが、可能な限り対処いたしますがバグを取り切れない場合もあります。その旨あしからずご了承ください。2025/02/10現在、判明しているバグはございません。


  • 80mk2版の起動
本アーカイブ内にはカセットテープ録音用の4つのwavファイル、SDドライブ用の3つのファイルと、シリアルチェッカー(後述)が同梱されています。
ファイル一覧
・SDドライブ
  1. XeGrader_SD.cmt
  2. XeGrader.stf
  3. XeGrader.scr

・カセットテープ 1200baud
  1. XeGrader1200.wav
  2. Ending1200.wav

・カセットテープ 600baud
  1. XeGrader600.wav
  2. Ending600.wav

それぞれ、対応メディア別にファイルが分かれています。wav を cmt 化して SDドライブにコピーしても、その逆に cmt を wav に変換してカセットテープから読み込もうとしても、おそらくまともに動作しないと思われます。仮に動作してもそれは動作保証外となります。

SDドライブ版は、SDカードに上記3つのファイルをコピーした後に、N80-BASICモードから MON<ret>F<ret>として、SDカード内のファイル一覧を表示させて、XeGrader_SD.cmt にカーソルを合わせて<ret>としてください。十数秒後にゲームが起動します。

PC-8001mkII のカセット読み込みですが、1200baud版がオススメです。600baud版は PC-8001mkIISR 専用と思って間違いないです。読み込みは XeGraderNNN.wavを再生して MON<ret>L<ret> で開始です。1200baudは 6分半、600baudで 12分半ほどで起動します。


  • 80mk2SDドライブについて
本ゲームは大変複雑な処理を行っている関係で、まともにパッチを当てることが出来ません。そのため、SDドライブにネイティブ対応としています。カセットテープ版から以下の仕様に変更されています。
  1. 起動時のスライムプログレスアニメは停止
  2. 起動時にハイスコアランキングを読み込み
  3. 起動時に[CTRL]キーを押下し続ける事でハイスコアを初期化
  4. ハイスコアランキング更新時にハイスコアをSDカードに書き込み
  5. エンドロールデモを自動読み込み

※注意 2024/09/05-2000追記
2024/08/20現在、PC-8001mkII用のSDドライブは以下の3種類が存在してます。
  1. older : BIOSエントリ未公開版※動きません
  2. new   : BIOS 機能公開版
  3. S-OS  : S-OS 対応版

ゲームの起動時にハード判定を行い、テキストでSDドライブの種別を表示します。その表示から手持ちのSDドライブのBIOSの種類が確認できます。older版は正常動作が見込めなくなりましたので、動作対象外となります。お手数ですが、yanataka さんのサイトから、最新の BIOS ROMイメージをダウンロードして、PC本体に取り付けたEEPROM の焼き直しをお願いいたします。こちらに関しては、内藤は対応できませんので、ご自身の裁量にてご判断ください。

本ゲームは、エンディング開始時にSDカードからファイルを追加読込する動作を行います。そのため、以下の2つのファイルはファイル名を変更すると正常に動作をしなくなります。その点もお気をつけください。

  1. XeGrader.stf
  2. XeGrader.scr


  • 60mk2版の起動
同梱のbinファイルをICに焼き込みます。私が使用したICはSST39SF040-70-4C-PHEです。蟻だとかなり格安ですが品質ははたして…。上手く焼けたら戦士カートリッジに取り付けて、そのカートリッジを PC-6001mk2/6601/SRに差し込んで電源を入れるだけです。最低でもEPROMライターが必要です。出来ればROM抜き機も欲しいところです。この辺りの詳細は BAKUTENDOのサイトに説明がありますので、そちらをご確認ください。

PC-6001-6601シリーズ用 戦士のカートリッジClone【頒布版】 - BAKUTENDO

本件IC焼きから起動までは各自で行うことになります。私ではお手伝い不能ですのでご容赦ください。そういう作業確認も含めての体験版です。よろしくお願いいたします。

なお、エミュレータでの起動に関しては私のサイトのこちらをご確認ください。

PSGで演奏を奏でる」ページでエミュレータの準備をした場合は、SoundPlayer.bin の代わりに XeGrader_TRIAL.bin をご使用頂ければ動作いたします。


  • 88mk2SR版の起動
2025/02/10現在は.d88ファイルで体験版のみの頒布となります。そのため、この.d88を本物の5"2Dディスクに焼くことが出来れば、そのディスクを88本体のディスクドライブに差し込んで電源をいれるだけとなります。エミュレータでの起動の場合は、それぞれのエミュレータの取扱説明書をお読みください。殆どの場合は、d88ファイルをポイっとエミュレータに放り込むだけで動作いたします。


  • MSX2版の起動
2025/02/11に.romファイルで体験版のみの頒布となります。動作に関しては ASCII 8Kバンクのカートリッジに焼くことになります。エミュレータでの起動は、それぞれのエミュレータの取扱説明書をお読みください。著作権フリーなC-BIOSでの起動を推奨いたします。


  • 操作
動作 80mk260mk288mk2SRMSX2
移動 [8][2][4][6] カーソルキー[8][2][4][6] カーソルキー
移動 [5][2][1][3] 方向ボタン[5][2][1][3] 方向ボタン
攻撃 [SPACE] [SPACE], [SHIFT][SPACE], [SHIFT] [SPACE], [SHIFT]
攻撃 [SHIFT] A,BボタンA,BボタンA,Bボタン

上下左右は同時押しをした際は方向が相反する場合は打ち消しあいます。例えば、[8][4][3] を押した場合は左右が打ち消しあいますので、プレイヤーは上方向にのみ移動します。

ゲームフィールドには、移動不能だったりダメージを受ける場所があります。移動不能の場所は斜め押しをする事である程度自動で回避します。自動回避不能とシステムが判断した場合はその場で停止します。

攻撃は押しっぱなしで連射します。攻撃が2種類ある機種の場合は、一つが連射でもう一つが単発発射となります。


  • アイテム
ゲーム中は、各ステージ毎に最低ひとつの秘密が隠されています。その秘密を解くと何かが出現したりします。後述する妖精の出現も、その秘密の一つです。そして、秘密解除で得られる最も多いパターンがアイテムだったりします。アイテムは以下の種類が存在します。
Items
ダブル 剣が2本になる
サイド 剣が真横にも射出される
ワイド 剣が前方に広がる
トロフィー 残機が増える(1UP)
金塊 スコアが増える(金額は様々)
宝箱 中身に何があるかは開けてからのお楽しみ


表示されるだけでは獲得した事にならないため、必ず発生した場所まで取りに行ってください。途中でミスになると殆どの場合は消失します。
※ 例外はあります


  • 妖精
ゲーム中に何かを行うと画面内に妖精が出現します。
妖精は出現しただけで、プレイヤーが取得したことになります。
妖精は全部で3種類存在します。それぞれの効能は以下の通りです。
Fairies
妖精1 3発目に貫通弾を撃てるようになる
妖精2 鎧を着用する(1ミスまで許容)
妖精3 残機が増える(1UP)


妖精1に関しては、以下の手順で出現させることが出来ます。
  1. STAGE-1 で赤いスライムが出てくるまで撃たない。
  2. 赤いスライムが出たら一発だけ当てる。
  3. トロフィーが出現したら赤いスライムにぶつかって自滅する。

これで妖精が出現します。1ミスにはなりますが、次のプレイヤーの時もまだトロフィーが残っているので、そのトロフィーを獲得して残機の減りはなくなります。
※ タイトルデモの謎のアニメはこの布石だったのです。
※ 後述する難易度選択で EXPERT を選択すると、妖精は出現しません。




  • 難易度選択
タイトルデモでトリガーを押すとゲーム開始前の難易度選択となります。
難易度に応じて PRACTICE / AVERAGE / EXPERT の3種類があります。難易度選択

PRACTICE
  1. 最初から妖精が全て揃っています。
  2. ミスしても獲得したアイテムは失いません。
  3. 殆どの敵が一発で撃破できます。
  4. ボスの体力が少し減った状態で開始されます。
  5. 敵の攻撃が一部優しくなります。

AVERAGE
  1. 妖精は特定の操作で出現します。
  2. ミスすると妖精以外のアイテムを失います。
  3. ザコ敵にも固めのヤツがいます。

EXPERT
  1. 妖精は出現しません。
  2. ミスすると全てのアイテムを失います。
  3. ザコ敵の一部が少し強化されます。
  4. ボスが少し固くなります。
  5. 敵の攻撃が一部激しくなります。

バランスは AVERAGEで取っています。制作者たる私はPRACTICEはノーミスクリアしてます。AVERAGEはコンティニューでクリアしています。EXPERTは私はまともにはクリアできていません。無敵に書き換えるチートを行って動作確認しています ^^;


  • エンディング
ステージは全部で 18+α です。最終ステージをクリアすると、ボーナス獲得デモの後、テープ媒体の機種で、カセットテープからの起動の場合はデモのカセットをデータレコーダーにセットしてくださいと YES / NO で確認が表示されます。NO とするとエンドロールをスキップします。カセットロードメッセージ

エンドロールは、EndingNNN.wav を録音したカセットテープを用意してください。読み込ませるカセットテープは、起動時のボーレートに合わせてください。600baud で起動した場合は、Ending600.wav が必要です。

[YES] の選択肢を押すタイミングですが、カセットテープから最初に「ピーーー」と音が流れたら即座に押すぐらいのタイミングです。違うカセットをセットした場合は、ある程度は内容チェックはしてますが、基本的には動作が保証されないと思ってください。

SDドライブ版では、特に操作を必要とせずそのまま起動します。SDドライブが older の場合は、エンドロールは起動後最初の一度きりです。二度目以降は無条件でスキップされます。
※ エンドロールは6分少々とかなり長いのでご注意ください。


  • 80mk2 シリアル番号
本ゲームは配布時に一人ひとり個別のシリアル番号を付与して用意します。ゲーム起動中のロード画面右下に X と Y から構成された 8bit の文字列が今回のシリアル番号となります。このシリアル番号を cmt ファイルからチェックするためのツールを同梱しています。
CheckSerial
Windows x64 でのみ動作します。起動すると、ウィンドウ中央にここにドロップせよとメッセージが表示されます。XeGrader_SD.cmt を放り込むとシリアル番号が表示されます。
検品結果
600baud や 1200baud の wav のシリアルは、一旦 cmt に別のツールで変換してから、シリアルチェッカーをご使用ください。cmt には4つのブロックが必要です。
DLEでの解析結果
上記はDumpListEditorでの解析結果となります。左から順番に IPL, Loader, Game, Ending となります。一つでも抜けているとシリアルは表示されませんのでご注意ください。※バイナリは開発中の画面です。アドレスやサイズは最終版と異なる可能性があります。